上の曲は、私の今年6月のテーマ曲です。

朝洗濯物干す時など、ベランダで聞いたりしてます。

一つの曲を気に入ると、繰り返し繰り返し何度も聞いてしまいます。

さてさて、2月の公演が終わり、

3月は蝸牛の歩みの如くのっそりと生活していましたが、

そんな生活を4月中もずっとのそのそと続けておりました。

海外ドラマを、ぽけらぁーっと観て、猫と戯れ、寝て、食べて、

呑んで、テレビをぼやぁーっと観て、猫と戯れ、寝て、食べて。。。

何やってたのか、ほとんど覚えちゃおらんのです。

なぁーんにもやる気が起きなくて、

歯医者も行かなきゃなぁーあああー、ま、明日でいいっか。

みたいにズルズルと延ばし延ばしになってしまって。

あ、もし今30坪の土地があったらこんな家を建てる！みたいな

理想の家の間取りを作ったりもしてたっ。。。！！！

うわ、うわぁ。

・・・そんな生活をしていると風邪もひきやすくなり、

何だかいっつも微熱があったり、咳が止まらなかったり、

花粉症を発症したり、喉が痛くなったり。。。

そして、5月にえりさんの所で短期でアルバイトをさせていただいたり

実家に帰って親の手伝いをしたりして、

パチンと何かが弾けたように普通の生活に戻りました。

そして、さて、本題の。

久々に役者をやります！

あんな、のそのそ生活を2ヶ月前迄送っていたとは

半ば信じられません。

只今がっつり稽古してます！

5月に入り、生活リズムが戻ったちょうどくらいの頃に、

やってみないかとお話をいただきました。

まさか、まさかですよ。

ちょっと前まで18時間ぶっ通しでアグリーベティを

3日風呂も入らずに見続けるような生活を送っていた奴が。。。

本当、縁だなぁと思っています。

ありがたいです。

役者だけやるのは、去年の9月の「マイサンシャイン」以来です。

「マイサンシャイン」では年長グループでしたが、

今回は年少グループです。

大先輩方に囲まれ、まあ、本当に、

「素敵な」って言葉では片付けられない位、

芝居に本当に真摯で、背筋がピンとなる位素敵な方ばかりで、

自分に出来る事は何なんだろう、と日々稽古に臨んでいます。

プロとは何ぞや。と考えさせられます。

そして、器がデカイというか、優しさに深さがある。

ちっちゃい事にキーッ！となったり、オロオロしちゃう私とは

全然違うのですよ。

さりげない一言に重みがあって、それに救われたりしてます。

そして稽古は勿論のこと、それ以外も色んな事を見ていたり、感じていたりしていて、

この稽古場で行われている事も一つの『芝居』である。。。というように

達観してるんだけど、その中に情熱がグツグツと煮えたぎっているのです。

そういった重みや深さや真摯さが

芝居の端々に青白い炎のようにホーッと燃えて舞台上を照らしているのです。

そんな方々と絡める事って

劇団を辞めた今、なかなか機会がないので、

本当に毎日毎日を噛みしめながら稽古してます。

まだ真っ赤っ赤で泥臭い炎しか出せないかもしれないけれど、

とにかくがむしゃらに謙虚に頑張るしかないです。

お時間ありましたら是非観に来て下さいませ。

宜しくお願いいたします！

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劇団レクラム舎「愛しているのに殴るのか・・・」

両国シアターX
７月１０日（水）〜１４日（日）

１０日（水）１９時

１１日（木）１４時／１９時

１２日（金）１９時

１３日（土）１４時／１９時

１４日（日）１４時

前売４０００円　当日４３００円シニア（６５歳以上）／学生３５００円

【作・演出】

喜一郎

【出演】

鈴木一功、新井純、深貝大輔、根本和史、

一之瀬ワタル、松坂わかこ、岸端正浩、乃木太三、

宮崎恵治、和田広記、谷口幸穂、永井ちひろ

http://reclam55.biz/wordpress/

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やっと、やっと、普通の生活リズムが取れてきた。

と言いますのも、

実は昨年の4月位からずっと『ちゃんと』眠れなかったのです。

昨年8月の第二回公演、9月末のマイサンシャイン出演、

そして先月2月の第三回公演と、

息つく暇なくぶっ続けで走っていたような気がして、

ソファで寝たり、布団に入っても何だか眠れない事が多くて

何だか気が休める事がほとんどなくてですね。

まあ、休む気もなかったのですけれど。

第三回公演が終わって、一段落したからなのか、

本当、カタツムリみたいな状態で。

ずっとのそのそとしていたのです。

とにかく何をするのも億劫になってしまって、

1日出掛けたら、その後2日位寝込む、という体たらく。(笑）

そして福岡に出掛けてタクシーの運転手をやり、

北海道の網走刑務所を脱獄して、逃げた先の集落でマタギになり、

その後大阪でアイドルを目指していました。

あ、『龍が如く５』っていうゲーム上での事なんですけどね。(笑)

ゲームって本当、時間があっという間に過ぎていく魔物です。

やってから、あの時間は何だったんだっていつも思うくせに、

カタツムリ生活をしていると、ついつい手がのびてしまいます。

はぁ。

映画とか観る気もあんまり起きなくて。

hulu という動画配信サービスに加入しているのですが、

ついついバラエティ的なものを観てしまう。

『 Top Design 』という2007年のアメリカの番組なのですが、

かなり面白かったです。

インテリアデザイナーの卵12人が、あるお題と予算を渡され、

ハイセンスな部屋を時間制限内で作っていき、

審査され、最下位は脱落していくという、

ＴＶチャンピオンのインテリアデザイナー王選手権、みたいなものです。

しかしこの番組の更に面白い所が、全て個人戦なわけじゃなく、

団体戦もあるのです。

３人１組になってパーティー会場を作ったり、

全員で作業を分担して一軒家のガレージを改装したり。

キャラクターが見事に全員違うので、

主張が激しく主導権をとにかく握りたい人や、

逆に圧倒されて何も言えなくなってきてしまう人、

自分のやりたい部分だけをやっちゃう人、

黙々と作業に励む人がいたり。

集団で何か一つのものを創るという事が、

芝居にも通じていて大変興味深く観ました。

んで、黙々と頑張って作業に没頭してた人が脱落の危機に面したりする。

「デザイナーならもっと自己主張すべきでしょ！」と審査員に突っ込まれたり。

私が日本人だからかなのか何なのかは分からないけれど、

「そういう人もいないと作業進まないよ！！バラバラにナッチャウヨ！！」とか思ったり。

でもでも「一発勝負なのだから、もうちょっと強く意見を言えばいいのにな」とも思ったり。

協調性も大事だし、自主性も大事。どちらかに偏るとそれはそれで問題。という。

違う個性がぶつかり合ってクリエイティブなモノを創るって

本当に難しい事だし、だからこそ面白いモノが出来上がるのだなと

再確認いたしました。

そんなカタツムリ生活を送っていたわけですが・・・って

カタツムリ自体は怠け者じゃないし一生懸命生きてるのだから

語弊がありますね。

要するにダラダラのそのそ無気力生活を送っていたわけですが、

昨日、何だか急にやる気が沸いてきたのです。

衣装や布の入った段ボール２０箱が散乱していたんですけど、

布も色ごとに全部分け梱包し直し、

衣装もいる物といらない物に仕分けし、

やっと人を呼べるかもって位に片付きました。

ようやく人間としての生活に戻ってきたように思います。

遅っ！って話ですが。

下の写真は『浸染物』では舞台セット、

『天廻物』では小道具を置く台として活躍してきた階段です。

側面が空洞になっていて、中に物を入れられるのですが、

今は洗濯機の横に置いて、洗剤や柔軟剤を入れてます。

どんだけ使い回すんだって話ですが(笑）

我が家の模様替えが済んだら猫のベッド兼キャットタワーにしようかなと

目論んでいます。

トコトン使い回しそうな予感です。

もう公演が終わって10日も経つのに、

何だかまだ2，3日前に終わったような気がして

時間の経過についていけてない自分がいます。

浦島太郎になったような、タイムスリップしたような、そんな気分。

そんな中、太田友城くんからメールをもらいました。

↓↓↓

太田です。
公演終了後四日間ほど廃人生活を送っていた最中に

生ピアノのある親戚の家へ勢いで押し掛けて弾き狂っていた最中に携帯で録画した、

天廻物メインテーマの動画をアップしておきましたので、

カップヌードル待ちの間にでもご利用ください。

今回の【天廻物】のテーマ曲、『snail』という曲です。

snailという曲名があったとは、稽古に入ってしばらくしてから知りました。

ずっとテーマ曲テーマ曲言ってましたので。

snailとはカタツムリという意味なのです。

作曲は加藤亜依です。このピアノバージョンの編曲は太田君で。

加藤亜依には戯曲が全部出来上がる前から

3曲もこのテーマ曲候補をつくってもらって、

加藤亜依が一番気に入らなかった曲を

私が「コレがいい！」と一発聞いてすぐ選んだのが、

このsnailという曲なのです。。。ｗ

ト書きには

『切ないような懐かしいような胎児の時に聞いたような曲』

と書いてあります。

私が胎児の時に聞いた曲に一番近かったのかも知れません。

次は楽隊メンバーで血沸き肉踊る『血沸肉踊隊のテーマ曲』を

セッションしながら作ろうと思ってます。

・・・私はハミングかタンバリンで参加予定です。

今回の舞台写真を撮影して下さった、

栗栖龍二さんが実は物凄く近所に住んでいる事が判明。

わざわざ我が家まで舞台写真のデータを届けて下さいました！

早速こちらにアップしたいと思います！！

ゲネなので、大家さんの髪の毛がナチュラルだったりｗ、

色々違う所もありますがご了承くださいませ。

撮影：栗栖龍二

当ホームページの画像の無断転載はご遠慮くださいませ。

当サイトの写真を転載ご希望の方がいらっしゃいましたら

chiwakinikuodoritai@gmail.com までご連絡お願いします。

血沸肉踊隊 第三回公演 『天廻物』に

ご来場いただきまして、誠に有難うございました！

無事公演終了いたしました！！！

本日朝5時まで打ちあがりまして、

始発で家に帰り、6時過ぎに寝たのですが、

朝8時にパッと目が覚めて、

「ダメ出しを書き出さなきゃ！

今日はどこ稽古しよう！！」と跳ね起きました。

記録用ビデオのSDカードをカバンから出そうとして、

「あ・・・もう終わったのか・・・」

と気付きました。

そしてホッとしてそのままソファで寝て、

朝10時にまた目が覚めて、

「今日小屋入り何時だっけ！？風呂入らなきゃ！！」

とまた跳ね起きました。

「いい加減にしろ！」と自分自身に言い聞かせて

布団に入ったのですが、2時間置きにそんな事を繰り返していました。。。

まだまだ私はぐるぐると劇場の中を夢と現の狭間で徘徊しているのです。

もしかしたら私のいない所でまだ『天廻物』は上演しているのかもしれません。

今回は出演者7人中、5人がほぼ初めましての人で、

それを望んで公演しようと思っていたのですが、

やはり自分が一つの劇団の劇団員として10年近くいたので、

色んなギャップが激しかったです。

そこが面白くもあったのですけど。

私は宛書きしか出来ないのですが、

登場人物がなかなか勝手に話し出さなくて

珍しく何度も何度もエチュードなんかもしたりして、

時間もないくせに１からゆっくり芝居を、出演者を

知りながら作品を作っていけたように思います。

戯曲を本番2週間前に変更したり、

ラストが決まったのが小屋入り1日前だったり、

セットのオブジェが小屋入りの日に出来たり

本番2日目から鬼のような稽古を始めたり、

2日目にヴァイオリニストの高橋香織さんに出演していただいたり、

ラスト3日前から大太鼓を舞台袖から鳴らしたり、

ラスト2日前からパーカッションではじめろんさんに急遽出演していただいたり、

まあ、とんでもなくバタバタして毎回、

段取り的にも、照明、音響もどんどん変化して同じ事が一つとない公演でしたけど、

今回のメンバーで出来た事を幸せに思います。

主宰として、作家として、演出家として、役者として、本当に

色々な事を学ばせていただきました。

お客様にも

最近人生についてモヤモヤとしていたんだけど、

今回の芝居を観て、何故か知らないけど少し肩の力が抜けた。

混沌とした世界観でありつつも終始楽しかった。また絶対観たい。

という有難い感想もいただきました。

観には行けないけれどと愛知からお花を届けて下さったり、

大阪や北海道からわざわざ今回の芝居を観る為に駆けつけて下さったり、

用事が少し早めに終わったからと当日飛び込みで来ていただいたり、

1か月前からちゃんとご予約を下さった方がいらっしゃったり、

1度観て面白かったと、2回観に来て下さった方がいらっしゃったり、

沢山の差し入れを下さったり・・・と色んな方に観ていただき、

本当に本当に有難い事この上ありません。

本当に有難うございました。

第4回公演は来年の春あたりに出来たら良いなあと思っております。

まだ全然未定なのですけれど。

色々また初心に返って、一から勉強したり学んでいきたいと思います。

ご来場いただきました皆様、

本当に有難うございました。

また一歩一歩、謙虚に、頑張りたいと思います。

血沸肉踊隊 隊長　谷口幸穂

残りは後4ステージ！

駆け抜けるのみです。

さて、今回も沢山のお客様に来ていただき、

本当に本当に有難い限りです。

初日には渡辺えりさんが来て下さり、

ご祝儀をくださいました！

しかもそれだけでなく、

終演後の夜に適格なアドバイスをわざわざメールして下さいました！

本当に有難かったです。

そして昨日は、歌唱指導でお世話になりました深沢敦先生と、

世界的アコーディオニストの coba さんが観に来て下さいました！

最初受付の前に車が停まり、ジーッとこちらを見ているので

誰かなぁ？と思っていたら、何とcobaさん！！！

あの低くて響きのある声で「この回、チケットある？」

予告なしでいらっしゃったので本当にビックリしました！  

終演後、cobaさんと一緒に写真を撮らせていただきました。

音楽に通じるものがあって面白かったとの感想をいただきました。

ありがとうございます！

ちなみに写真一番左の太田友城くんはcobaさんの大ファンだそうで、

開演前に敢えてcobaさんのご来場を知らせずにいました。

後で太田君に聞いたら、「もし聞いていたら指が動かなかったかも…」との事。

ふぅ、言わなくて良かったｗ

本日19：30の回、

まだ若干お席ございますので、飛び込み大歓迎です！

このブログを見たとおっしゃっていただけたら、

本日19:30の回は前売料金にてご観劇いただけます！

シアター７１１にて是非お待ちしております！！

血沸肉踊隊第三回公演

『天廻物』

2/8 (金）19：30（残席あり）

2/9 (土）14：00（残席わずか）　／　19：00（残席あり）

2/10(日）15：00（残席あり）

前売料金3000円

当日料金3500円

只今絶賛公演中です。

本日の夜の回でちょうど折り返します。

昨日は外国人の方が観にいらっしゃり、

『A mesmerizing　performance！！！

The performers were all GREAT！！！』

とアンケートを書いて下さいました。

mesmerizing が分からなかったのですが、

辞書をひいてみると、

『魅惑のパフォーマンス！！！

　　　　　出演者全員素晴らしい！！！』

ですって！

有難い事です、本当に！！

いやぁ、もう３日目。

早いものです。

今日は昼夜2回。

体力勝負です。  

しかし午前中から稽古します！！

もっともっともっと血沸き肉踊る芝居をするため、

精進するのみなのです。

本日15：00の回、19：30の回、共にまだお席がございます。

飛び込み大歓迎！

お待ちしております~！！

本日、差し入れの栄養ドリンクを大量に抱えながら、

我らが史さんこと、田中史子さんが稽古場に遊びに来てくれました！

田中史子さんは昨年8月の第二回公演『浸染物』に出演して下さった方で、

しかも劇団時代の大先輩でもあります。

いやぁ、ビックリしたのと同時に癒されました。。。

私が一杯一杯でこのブログが更新されていない事を心配して下さり、

温かい稽古場感想のメールをいただきました。。。

どこまで優しくて気が利くんだぁ~！！

有難くそのまま載せさせていただきます。

↓↓↓

突撃！稽古場見学！～『天廻物』～

温度は高けど空はどんより、ビル風に飛ばされそうな…そんな…そんな昨日、

きっとあいつら"だけは"熱いだろう！と胸ときめかせやって参りましたは水天宮ピット。
血沸肉踊隊第三回公演『天廻物』でございます。
谷口隊長の『物』シリーズも三回目ですな。

ふむふむ、どれどれ？  そぉっとドアを開きますと…おおっと、ダメ出しの最中でしたorz

すいません、前置き長くて。。。

確かに熱かったです谷口隊長。

写真もブレる激しさです。

役者の皆さんはどうかな
ドキドキ(゜∀゜*)(*゜∀゜)ドキドキ

ワダタワーさんは相変わらず優しい笑顔で谷口隊長のダメ出し聞いてらっしゃいます。

大人です。

そして立ち上がると、やはりタワーさんです…あ～怒らないで！

渡邉守君は…貴方…どこ迄も変わらないわね笑～

 マイペースで周りを翻弄して居るご様子、楽しんでるご様子ですな((´艸｀*))

増渕芳弘さん、私は初めましての役者さんです。

 眼鏡の奥にタギル物がございました。

 きっとお客様を味方にするタイプとお見受け致しました。

水野愛子姫は…昨夏がフラッシュバック！！

 彼女の力強さは健在です。キラキラ笑顔は冬でも負けません。

 冷え症の方、愛子ちゃんを観たら暖まりますよ～。よっ！血沸肉踊隊皆勤賞！

伊藤ゆきえさんも私は初めましてです。

 血沸肉踊隊には珍しい大人の女性とお見受け致しました、しかも美人。

（前回私はおばさんでしたが大人ではございませんでした汗）

 愛子ちゃんに手を引かれて移動する姿もなんだか大人です。

（私はバタバタしてました汗）

少し被る絵面に…いや、これは物語が被るのでは有りません…

懐かしさと、自責の念を感じずには居られませんでした。
 

なるほどあの様に動けば良かったのか、、、

何故谷口は、いえ谷口隊長は優しく教えてくれなかったのでしょう。

…………あれ？
あの子ったら何処行ったのかしら、稽古も放ったらかして。
血沸肉踊隊のメンバーと言っても過言ないもう一人の皆勤賞の加藤亜依！
亜依？
亜依～！

まぁ、私はビックリです。
そんな事だと思ってました。
最近そちらに活動の幅を広げて居るとは聞いてましたが、芝居より音楽を取るのね…

もう共演は出来ないのね（涙
いえいえこっそり金太郎の頭で自主練してました。
何を？
あれです、恒例のあれ(#^.^#)

なんせ全く谷口隊長がブログを更新しないから心配で心配で。
ちょこっと寄って稽古観せてもらおうと思ったら途端に休憩だもの。
役者さん紹介になっちゃいました。
しかも初めましての方迄、思い込みも多分にございます…ごめんなさい。

荒ぶる本番を期待して『浸染物』の女の突撃レポでした！！

おっと、隊長より『絶対書いとけよ田中ぁ！』と言われていた大事な事を忘れておりました。

絶賛チケット発売中！

デス☆

皆様のご来場心からお待ちしております。

↑↑↑

史さん！素敵なレポート有難うございました！

本番はすぐそこ。

ラストスパート、頑張ります！！

うはー！一週間後の今日は初日です！

俄然エンジンがフルスロットルです。

昨日出演者から美術プランのアイデアももらって、

また一層面白くなるようにやんなきゃ！と

焦りつつも意欲が先にきます。

役者陣も集中力が増してきました。

ううう！武者震い！

絶賛前売発売中です。

ご来場心よりお待ちしております！

第23回下北沢演劇祭参加作品
血沸肉踊隊 第三回公演　『天廻物』
２０１３年２月５日(火)～１０日(日)
於：下北沢 シアター７１１
【作・演出】
谷口幸穂
【 出演 】
伊藤ゆきえ　ワダタワー　加藤亜依　水野愛子
増渕芳弘　渡邉守　太田友城　谷口幸穂
【2/6ゲスト出演予定 高橋香織(ヴァイオリン）】

【タイムスケジュール】
2/ 5(火)　19：30
2/ 6(水)　19：30
2/ 7(木)　15：00／19：30
2/ 8(金)　19：30
2/ 9(土)　14：00／19：00
2/10(日)　15：00
全８ステージ

上演時間約1時間30分

【 料金 】
前売3,000円 ／ 当日3,500円

ご予約

https://ticket.corich.jp/apply/40897/

ブログの更新、全く行われることがなく・・・

謎に包まれた今回の公演・・・

なんてことはまるでなく、

日々色んな事に(主に台本執筆）追われて

おりました。

というわけで、今回も稽古中ですよ！

ほぼ初めましてのメンバーで、

しかも全然違う環境からやって来た人たち。

共通言語があるのだろうか・・・

と最初思っておりましたが、逆にないぶん、甘えることなく

面白いものを追及出来るような状況です。

ただ時間がない。

焦ります。

でも面白くなるよう、ただ疾走するのみなのです。

2/5~10 シアター711でお待ちしております！

今、必死に戯曲を書いてます。

でも完全に煮詰まりました。

ぐつぐつしてます。

そして、どうして芝居がやりたいんだろう。ってところまで

ぐんぐん掘り下げて考えてます。

ずぶずぶうまってます。

そういえば、血沸肉踊隊のロゴの女性の名前を

決めていなかったな。とふと気付く。

「チワキ ニーク」

と言います。

さっき決めました。

チワキニクコ

チワキニクヨ

のどっちかと思ってたんですが、

無料の姓名判断サイトで調べたら

どっちも字画が悪かったのです。

えーどうしよーと、

じゃあニークどうよと調べたらとっても良い。

「円満 名声 人気 才能」

あら素敵。

というわけで、チワキニークを今後とも宜しくお願いいたします！

ひねりも何にもない名前ですけど。

あばら浮いてるとか言われてますけど。

ずっと髪跳ねてますけど。

これから図書館で来年2月の戯曲の資料探しに行ってきます。

何とか今週中にプロットをまとめ、そして書く！！

書きますよ！！

『マイサンシャイン』

無事、公演終了しました！！

ご来場下さいました皆様、本当に本当に有難うございました！！

今回役作りのため、髪をバッサリ＆眉毛ゴッソリいきました。

蓮舫とか辻元清美系だなぁ、と思っております。

政治家目指しちゃおうかしら。嘘ですけど。

上の写真はご来場くださいましたお客様へのサービスショットです。嘘ですけど。

今回3日間の公演だったんだけれど、

3日目、朝9:00過ぎから場当たり稽古で、体も温まっていなかったからか、

急に体にガタがきてしまって。疲労感が半端なかったです。

千秋楽終わってほぼ廃人みたいになってしまって。

目の焦点が合っていませんでした。。。

打ち上げも3時過ぎに失礼させてもらっちゃって、

帰ったら、そのままソファになだれ込むように寝てしまった。

7時くらいに起きて、布団にもぐりこみ、寝て、

昼頃起きて、また夕方寝て。。。の繰り返し。

今5:00過ぎなんですけど。。。またこれ書いたら寝ると思います。

体力作り、ちゃんとしなきゃなぁと思いました。

この公演、8月終わりに顔合わせがあって。

その時の空気が何だかどんよりしてピリピリしていて。

ほぼ初対面の人ばかりで気心知れた人が全くいなくて。

顔合わせの後、親睦を深める為に飲みに行くのかな、なんて思ってたんだけど、

終わるやいなや、皆ぞろぞろ我先にみたいに帰っていって。

まずは孤独との戦いになるのか～。うへ～。と思ってました。

ところがどっこい、ですよ。

稽古に入ったら皆さん真剣だし、明るい。優しい。

ようは、みんな人見知りだったって事？

今回の座組は、劇団だったり、ある程度もうスタイルが決まっているユニットでもない。

何だか床も壁も天井も真っ新な四角い部屋に入って、

演出の炎さんを中心に皆で好きな色を塗ろうっていう感じでした。

ただ、部屋から絶対出ちゃダメだけどね。っていう拘束感も正直ありましたけども。

がんじがらめの政治体制の中で抑制され続けたものを、

ぶち破って、跳ね返して立ち向かう！っていうのが表現だったり芸術だと思っていたので、

何だか新感覚。でもその抑制を利用して、じゃあこれはどうだと工夫していくのも

また表現なのだな。と。

とにかくここに参加して良かったって思います。

役作りも色々考えさせられましたし。

実は本番1週間前の稽古の帰り、

「生命の危機ってどんな感じなのだろう・・・」と

役について真剣にあれやこれや考えてた時に、車と衝突したんです。。。

「あ、これか？この感覚か？」って思いながら救急車に乗ってました。

車のフロントガラスにヒビが入るほど、頭から突っ込んだんですけど、

ほんのちょっと痛い位でコブさえ出来てなかったんです。

ＣＴ検査2回受けて、2回とも異常なしで。

乗ってた自転車はグシャグシャだったけれど、

私は膝と脛と臀部の打撲で済みました。

公演終わって、今振り返るとゾッとします。本当に本当にゾッとします。

本当たまたまツイてただけなのですよね。

ついつい夢中になると、我を忘れて何も聞こえなくなる位に没頭してしまうので、

本当、気を付けなきゃと思います。

何だかもっと書きたいんだけど、長くなってきちゃったのでこの辺にしておこう。

Twitter にあげていない、『マイサンシャイン』の写真アップします。

左から

呉キリコ(黒い人）／神山武士（白い人）／河崎卓也（メガネの人）／

及川育子（胸元の開いた人）／赤本颯（赤紫の人）／谷口幸穂(９の人）

藤波瞬平（ひげの人）／新尉ジン（白シャツの人）／岡別府優弥（緑の人）

堀川炎（ニットの人）／鈴木里咲（青い人）

いよいよ、明日28日から

谷口幸穂出演舞台『マイサンシャイン』が始まります。

思えば、座・高円寺という劇場はなかなか思い入れがあって。

座高円寺1では「ゲゲゲのゲ」に出演し、

「月にぬれた手」「天使猫」を観客として観劇し、号泣した事。

座高円寺2ではえりさんのコンサートのコーラスで出させていただき、

これまたえりさんの一人芝居「乙女の祈り」で制作補佐みたいな事をしていたのだが、

1度照明やら音響やらチェックするために、

えりさんの代役として場当たりを当たらせていただいた。

自分が役者として。。。どう生きていこうと思っていた時に、

えりさんの代役で、場当たりだけれど、舞台に上がらせていただいて、

ああ、やっぱり舞台、好きだ。と鳥肌が立った。

自分はちっぽけだけれど、自分なんてどうでもいいから、

演劇を通して何か出来る事はないのだろうか。と思った。

この劇場は

グルグルと自分の中の葛藤やら悩みやら喜びやらが渦巻くところなのかもしれない。

今回ほぼ初対面のカンパニーに出演させていただくのだけれど、

きっかけは全部、当たり前っちゃ当たり前なんだけれど、

『演劇』を通して、なのですよね。

微力ではあるけれど、観ていただくお客様に

何か少しでも生きる事にこだわって、

何か少しでも心に温かい

「マイサンシャイン」が降り注げば良いなぁと心底思います。

私の人生なんて軽いし薄いし、かっちょ悪いし泥臭いけれど、

嘘をついたり、格好つけずに、

全部さらけ出せればと思います。

とにかく必死でやるしかないんです。

頑張ります。

他の出演者、素敵な方ばかりです。生き様出してます。

是非観に来てください！

28日～30日まで　座・高円寺２にて

現在、

Utervision Company 東京 vol.3

「マイサンシャイン」

に役者として参加させていただいてます。

只今絶賛稽古中です。

久々に台詞が多いので必死に覚えてます。

しかし今回会話劇だからか大変覚えやすく、

気持ちの流れというかがスムーズで、

例えば、

「はい。」というより

「あ、はい。」

「あ」が入るとしっくりくるなぁと思っていたら、

ちゃんと戯曲に「あ、はい。」と書いてあるんですよ。

1,2年前に出た芝居で、1，2行の台詞が全然覚えられなくて、

嗚呼、私、もう、ダメかもって思っていたので、

何だったんだろう・・・と思ってしまいました。

あ、でも、まだ、台詞も完璧ではないし、

「てにをは」とかちょこちょこ間違えてしまう。。。

なので必死に頑張ってます！

そして、15名以上のキャスト・スタッフの皆様が素敵な方で

戯曲の解釈を3人1グループで話し合い、発表したのですが、

皆さん色々考えていて、その考えも様々あって、かなり面白かった！！

そして、8人の女性の方と同じシーンの相手役をやらせていただいたのですが、

んまぁ、8人8色。全員違う。

当たり前なんですけど。

人間てすごいなぁと、改めて思ったと言いますか。

色んな人がいて、色んな人生があって、

やはり自分は一人では生きていけない。

芝居って人と人の心と気持ちの関わりが

本当に大切だなあと実感しました。

今回、作家・演出家・演者の方全員が初めましての方で

ぶっちゃけ緊張してたんですけど、本当。

何だか良い出会い・現場だなぁとしみじみ思っているところです。

そして、1，2枚目の写真は

まだ稽古が始ってすぐの頃に飲みに行った時のもので、

バーニャカウダが美味しいというお店です。

自由が丘のちょっと小洒落たＢＡＲでした。

8月の血沸肉踊隊の公演の時に皆と最初に飲みに行った店は『鳥貴族』。

がっつり居酒屋だったなぁ・・・と。(笑)

なんていうんですかね。

自分にはないオシャレ感を感じてしまったと言いますか。ね。

馴染めるかしらとまだビクビクしていた頃です。

そして、3日前飲んだのが、3枚目の写真。

『魚民』です。

ああ、落ち着く。（笑）

今回のこの座組みも、バーニャカウダからなんこつ唐揚げまで

関係が濃くなってきているのかもしれません。

（どういうこっちゃ？）

あ、ちなみにバーニャカウダ大好きで、家でも

KALDIでソース買ってきて食べたりするんですけどね。

9/28～30日まで

座・高円寺2で濃い舞台を観に来て下さいませ！

とにかく必死で頑張ります！！

昨日は、振付でお世話になった、

髙橋典先生の勇姿を観に、

某ねずみの海の国に

浸染物メンバー6人で行って参りました。

演劇関係者の人とこういう

『ザ・レジャー』という場所へ出向くのは初めてで、

メチャメチャ緊張しておりました。

全員劇団員だったらまた違う感覚なのかもしれませんが。

2年程前に３〇〇メンバーで慰安旅行に連れて行ってもらった時と

確実に違う気持ちなんですよ。

あの時は物凄く楽しみでワクワクしていたんですけど。

何なんでしょうね。こういう気持ち。

自分が主宰している団体で、こう、芝居以外の所で

キャッキャとはしゃいじゃうかもしれない事に

抵抗があるというか。

いや、というよりも、公演が終わったばかりで、

物凄く反省点も多い中で、

打ち上げで上がりきったというのに、

また更にただただ楽しんじゃう事に抵抗があるというか。

あ、分かった。

演劇の神様に申し訳ない気がしちゃっていたんです、多分。

もっと苦しまなくちゃいけないって思ってて。

もっと悩まなくちゃいけないって思ってて。

そんな中で王道の夢の国に行く事が

果たして良い事なのだろうか。という。

色んな人に「楽しい」「面白い」と思ってもらうために、

そういう事を突き詰めて考えなくちゃいけないのに、

自分が楽しんじゃって良いのだろうか。

そんな気持ちのままで、楽しみにしている皆と

行って良いのだろうか。

そんな葛藤が私の中で緊張を生み出していたのかもしれません。

・・・前置きが長くなりましたが、

そんな緊張どこへやらすっ飛んでいきまして、

楽しんじゃったんですよ。

没頭ですよ。

誰かに楽しんでもらいたいと思うのだとしたら、

自分も真面目に遊ばなきゃダメだと思いました。

「真剣に遊んだ」とでも申しましょうか。

平均年齢34歳のこのグループの人々が

噴水みたいなところで

小さいお子さんしか遊んでいないところに

猛ダッシュで駆け込み、

キャアキャア子供と一緒にはしゃいで

パンツまでビッシャビシャになって遊んでいたわけですよ。

晴天でしたから、

服も乾いた頃に、また

ビッシャビシャになるアトラクションで楽しんじゃいましたよ。

写真をご覧いただければ分かるのですが、

虹まで空に浮かんじゃってるし。

朝8時に東京駅で待ち合わせて、

そして帰ったのは最終電車ですよ。

8月をこんな風な遊びで一日中満喫したのは

10年以上振りでした。

『真剣に遊ぶ』というのは大変心地良いものでした。

そして典先生も、

振付だけではなく、

チケット作業やら縫い物やらパンフ渡しを

手伝ってくれていた人とは思えない位

煌びやかな衣装に身を包み、

ショーという夢のような別世界の中で

華やかに歌って踊って、物凄く輝いておりました。

濡れた体に冷房を浴び、

凍死直前の状態で観ていましたが、

真剣な遊びの中で、

『表現する』という事を

また大いに考えさせられたのでした。

本日は昼間シアター711にて芝居を見る。

ど真ん中の一番前。

「10日前までここで本番をしていたのか・・・」

という想いが駆け巡り、

何だか冷静に観れなかったように思う。

そして夜は知炉畄ちゃんと代々木でライブを見たあと、

ゴールデン街で飲んだ。

歌舞伎町を通った時に

「ロボットレストラン」という街宣車に遭遇。

興味本位で店の前を通ってみる。

最初、パチンコ屋かゲームセンターかと思うくらい、

ビッカビカな店構え。

店の中をのぞいてみると、

奥には巨大な女性の人形（ロボット？）が

手を上げて微笑んでいた。

お店の人に

「ご予約のお客様ですか？」と聞かれる。

違うと答えると、

「予約なしでは今入れない位混んでるです」との事。

ちなみにレストランと銘打っているのに、

出てくるのは幕の内弁当のみらしい。

うーん、いかがわしさ満点。

ロボットがお給仕してくれる

SF世界、ブレードランナーみたいな空間を想像していたのだが、

どうやらダンスショーと巨大ロボット風人形が練り歩くらしい。

いつぞや行ってやろうと思った。

そして、お目当てのゴールデン街のお店に着いたら

知炉畄ちゃんがおもむろに、

「良かったら、どうぞ」

と袋を差出し手渡してくれた。

袋を開けると、

赤毛のアンのお皿だった。

ダイアナもいるではないか。

テンションが上がった。

家宝にしようと思う。

お礼状なるものを作ってみました。

ところがどっこい、

あんまり住所を知っている方って少ないのです。

メール社会なのですね。

というわけで観に来て下さった皆様へ

感謝の気持ちが詰まったお礼状を

このブログで発表させていただきます。

ネット社会なのですね。

さて、ここ最近、

夜中、なかなか寝付けず布団の中でゴロゴロしているのです。

今、私に出来る事って何だろうと思うと「ワーッ！」となって

しまうのです。

昨夜もそんな状態でしたが、いつの間にやらウトウトしていたらしく

夢現の中で物凄く面白い戯曲の構想が浮かび、

「三回公演はこれだ！」と思っていたのですが、

朝になり、全く持って忘れているという事態が発生しました。

悔しくて悔しくて

タオルケットを噛みしめてはみたものの、

全く思い出せず、嘔吐しそうでした。

サラリーマンが出てきたのだけはうっすらと

覚えているのですが。

今日は寝床にノートとペンを置いておこうと思います。

嗚呼、悔しい！

でも今、こうしてブログを書いているのも

夢なのかもしれません。

どうしよう。

財産である今回の衣装を洗濯。

祭りのハッピはあるわ、

ドラキュラのマントはあるわ、

７体のクラゲの衣装と帽子。

近所の人が見たらどう思うんだろう…

なんて事を思いながら、衣装たちは風に揺れる、揺れる。

続々と届く感想のメールや言葉。

有難いものばかり。

貴重な財産だ。

大切で有難いものが沢山増えた今回の公演。

次に活かさなくてはと

何だか、余韻に浸る間もなく、深呼吸を一つ。

また走らねば。

ずーっと全力で鳴き続ける蝉を

自分に照らし合わせたりして。

撮影：栗栖龍二

舞台上にて大きな怪我やアクシデントもなく

(実際はアザやら擦り傷やらあったのですけれども)

無事、血沸肉踊隊第二回公演『浸染物』

閉幕いたしました。

ご来場いただきまして誠に、誠にありがとうございました！！

今からちょうど１か月前の私は、

稽古初日で台本の読み合わせを聞いて、

「後半部分を書き直させて下さい」と

キャストの皆様にお願いして

後半部分の戯曲を書き直し始めたは良いが行き詰まり、

「どうしよう！！助けて下さい！！」と皆さんに泣きついて

色んな意見をもらって、書いているところです。。。

１週間位まともに寝てない状態で、

「これは中止にした方が良いのでは！？」と

悲観的で絶望的な事しか思いつかず、

生まれて初めて過呼吸になるという体験をしていました。

自分がやりたいと思っていた今回の芝居の

まさに真逆をいく事しか思えていませんでした。

そんなたった一ヶ月前の自分が

今こうしているという事は全く持って信じられません。

それもこれもキャスト・スタッフの皆さんが

本当に本当に明るく、厳しく、真面目に、前向きに取り組んで下さったお蔭です。

言葉足らずな私が発するイメージを最大限に拾い集め、

形にしていってくれたように思います。

『弱ったクラゲ』みたいなふにゃふにゃとした持ちづらい神輿を

力強い手で担いでもらった印象です。

自分の無力さを痛感するとともに、また一から精進していこうと思いました。

この暑い中、

わざわざ電車賃やタクシー代を払って、

人生の貴重な1時間半をこの時のために

使って下さったお客様にも感謝してもしきれません。

本当に本当に本当にありがとうございました。

そして観終わった後に、色んなアドバイスや意見を下さった、

渡辺えりさんを始め、諸先輩方にも感謝の言葉は尽きません。

来年2月、

また一から謙虚に、初心を忘れる事なく

一回り大きくなって

血沸肉踊隊はシアター711に帰って来ます！！

宜しくお願いいたします！！

谷口幸穂

当ホームページの画像の無断転載はご遠慮くださいませ。

当サイトの写真を転載ご希望の方がいらっしゃいましたら

chiwakinikuodoritai@gmail.com までご連絡お願いします。

いよいよ本日初日です！！

暑さに負けない熱さがあります！！

どうしようもない主宰を支えてくれる

本当に素敵で熱い役者陣・スタッフ陣です！！

舞台・照明・音響・役者の融合を

楽しんでいただけたらと思います。

当日券も19時より販売いたします！

19時受付・開場

19:30 開演です。

是非是非お待ちしております！！！

いよいよ本日は小屋入り！！

出掛ける直前に書いてます。

昨日は約一ヶ月いた稽古場バラシ。

長いようで短くて、

短いようで何だかもの凄く愛着のわく稽古場でした。

最終稽古場通しを終え、

本当に皆がひとつになって

シーンとシーンのリレーの受け渡しが見えました。

そして本番になったら

更にテンションと集中力が増し、すごい舞台になる！！

と確信いたしました。

本当、本当ご来場を心よりお待ちしております！！！

谷口幸穂

今日は誰を紹介しよーかな。

ピピピ…成田さん！
別名、チロル。

ん？鎌田さん？

本名はカマタカナコ。

正直本名が一番笑ける。

こんな献身派女優に私は未だかつて出会ったことがありません。
とにかく、目を離した隙に作業をするわ

掃除をするわ

演出部もやるわ

「君は天使か！？人間だろ？ん？天使にでもなりたいのか？！」

と、思わざるを得ません。言えないけど。

心の中でチロルちゃんには伝わらない

「ありがとう」の言葉を言っています。

あ、でもあいつ、眉毛はないです。

一見したところデビルちゃん。

中身は天使。

このギャップへの戸惑いもさすがになくなりました。

慣れました。
 

彼女は、年下の外国人（水野）に乱暴な扱いを受けつつも笑顔で対応。

公務員のような真面目さもあるようです。
 

このように私は毎日毎日、

彼女をチラチラ見ながら観察を続けているのです。
 

芝居中、いたるところに見え隠れする彼女です。

どれがチロルちゃんかぜひ探してみてください。

加藤亜依

※写真は休憩中お菓子をほおばっているところを盗撮。

水野先輩を紹介します。

水野はなんだか日本語がへんだな・・・

外国人みたいな奴だな・・・と思ってたら、

本当に外国人とのハーフでした。

 
手が長いし、

足が長いし、

テンション高いし。

一緒にいると楽しいもんです。

水野ちゃんのダンスはすごいかっこいい。

内側から溢れたものが放出されるような激しいダンスだ。

水野さんは優しいからたまにウチらの振りを見てくれたりするんだけど、

水野さんの真似を安野さんがすると、ただただおかしい。

滑稽だ。

へんだ。

あ、安野さんの話またしちゃった！

とにかく、水野さんは、爆発物であるわけです。

一緒に板の上に立つ身としてもハラハラワクワクで。

水野さんが、どんな爆発するか、ぜひ劇場で体験してください！

加藤亜依

昨日7月27日は

ふみさんこと田中史子さまのお誕生日でした！

川崎侑芽子シェフによる美味しい料理と

加藤亜依パティシエによるアップルゼリー、

ドミノピザによるマルゲリータが

稽古場の床に並び、パーティーのはじまり！！

隊長の趣味による昭和歌謡曲がガンガン流れる中、

誕生パーティは夜まで続きました。

おめでとうございます！！！！

加藤亜依ちゃんを紹介します。

あいちゃんは今回初めて共演させていただくのですが、

少年のようです。

それもお行儀のよいお坊っちゃまくんではなく、

野山を駆け回る少年。

ここは東京ですが、それでも野山を駆け回る少年。

とにかく、よく動く、走る、飛ぶ！！

具合が悪くてもダイブする！！

でも実は、そんなに体力があるワケではなさそうです。

が、が、それでも動きまわる！！！

この前、稽古後、あいちゃんが座ってた場所は若干、

ウェッティーになっておりました。。。

どんだけ汗かいてるのか！？

まさに舞台上を縦横無尽に駆け回る小さな巨人！！！！！

が、そんなあいちゃん。

たまに、のび太くんに変身することがあるのです。

おしゃれと言っちゃあおしゃれ、

微妙と言っちゃあ微妙なメガネをかけて、

みんなの中で右往左往するあいちゃん。

あの活発な少年はどこに行ってしまったのか？

謎だ。つまり謎の人物なのです。紹介出来ないっっっ(>_<)！！

そんなあいちゃんが観れる『浸染物』

 
観に来ていただき、実際にご確認頂けると幸いです(^○^)

 

安野由記子

※写真はのび太メガネで小道具作りに熱中している図。

しかし、この間ゴキブリを見てちびってたので、

ウエッティの正体は本当に汗なのか・・・！？と疑問を抱いております。

川崎先輩は、300で一番のデストロイヤー。

小道具だけならともかく、大道具までも破壊する。

芝居に熱中すると、イノシシになる。

恐い。

本当に恐い。

ちょいと肩を叩いてくれりゃいいのに、すごい本気で叩いてくる。

首をしめてくる。

蹴ってくる。

刺してくる。

重みをかけてくる！

耐えられない！

もう、恐い！！

すごい恐い！！！

だから川崎先輩の使う小道具は、

耐衝撃強度を普通の5倍くらいを想定して作ります。

 
万が一、小道具が壊れた場合、

それは川崎先輩のイノシシのせいではなく、

川崎先輩のイノシシを想定してつくらなかったこちらのミスなのです。

ミスしたら先輩恐いですから！

もうお金貸してくれなくなるから！

・・・そう。

川崎先輩は、別名、川崎銀行。

信用さえあれば、無利子で貸してくれます。

・・・借りてんの私だけですが。

そして、別名、川崎食堂。

うまいご飯をパッパカ作って私に幸せをくれるのです。

いい旦那様が早く見つかりますように。。。！！！

加藤亜依

※写真は獲物を素手で捕まえ、生でムシャムシャ食べた後の図。

このままでは、気持ちの悪い出演者ばかりで、

誰も見にきてくれなかったら困るので、

今日は、この公演で一番かっこよく、

一番働く、一番熱い、一番厳しい岡田大先輩を恐れ多くも紹介します。

唐組からどうしても今回出て欲しくて

力ずくで引きずり出した岡田先輩です。

Mr.ストイックです。

高円寺から仙川の稽古場まで毎日自転車です。

信じられません。

クレイジーです。

きっと、電車乗るくらいなら、

自転車こいでウォーミングアップしたほうが効率的だろっ。

ってことなんだと思います。（想像）

私たち、500m先の島忠に、買い物行くとき、

よく先輩の自転車借りるのですが、きっと先輩はこう思ってる。

 
「てめぇら、500m先の島忠行くのに自転車なんかに頼るんじゃねぇ。

 走って体を鍛えて、一石二鳥をしやがれ！この甘ったれ。」

・・・だけど、優しい先輩は、そんなことおくびにも出さず。

「いいよ、俺の自転車乗ってきな。」

先輩の腹の内を知りつつも、走るのは嫌いなので、

知らんぷりして自転車にまたがるわたしたち。

っかー。たまらねぇぜ！

先輩の優しさと厳しさが、入り乱れた自転車！

ブレーキの効きが悪いのも、命をかけている証！

死と隣り合わせで稽古場にやってくる先輩！

お世話になってますっ。

けどね、先輩、ピザが好きらしい。

かわいいところを見せやがって！

このツンデレ！

・・・ん～。

これはいい印象の話なのかなんなのか・・・

わからなくなってしまった。

熱くなりすぎました。

とにかく！先輩は、すげえよ！

ぶっちぎりのライアーキック、

私の胸にくらわせてくれ！

加藤亜依

※写真は夜中まで芝居について熱く語っていた時のもの。

この日も熱かったっす！

↑ 加藤亜依と多賀

おんなじ笑顔・・・

↓　水野愛子と多賀

もう一人、紹介します。
私の大好きな多賀…さん。

 
もう8年の付き合いになりますが、

未だに多賀さんに慣れません。 

ちょっと離れて見たらかっこいいのに、

…近づくとどうしても隠しきれない気持ち悪さがモワンと出てきます…。

 
とんでもない飛び道具です。 

いつもニヤニヤしているし。

正直、ゾッとします。
 

彼のビックリエピソードは沢山あるのですが

ここに書けるようなことは一つもないです。

悪口ではないです。

多賀さんのそんなところが私は、たまらなく好きなのです！

とても歌が上手い。
上手いんだけど、、なぜか見てると吹いてしまう。
  

かっこいいのになあ…。

 
でも、本当にすごくて、

 アマチュアシャンソンコンクール日本一位に輝いたので、

その実力はすごいです。

今回も、日本一が歌います。

ぜひ見にきてください（＾Ｏ＾）

加藤亜依

谷口隊長率いる稽古場は、

様子のおかしい人が集まって来る。
 

今回の、出演者。安野さんを紹介。

どこから湧いてきたのか、安野さん。

彼女のような、人は二人といない。

やたら胴が長い。

腰から上が東京タワー。

それに声も太い。
 

なのに歌うと、ソプラノ的なビブラート・・・

・・・恐い。

私は安野さんが、恐い！

ハハハと、毎日笑いながら自虐発言。

谷口隊長は、安野さんを、『世界一明るい根暗』だと言っていました。

 

加藤亜依

見て下さい！

お、男前！！！

我らがふみさんこと田中史子さまの

お食事風景です。

二回目の通しを終え、

衣装作業へのシフトチェンジを行っている最中です。

女優から職人へ切り替え中なのです。

持参のパスタを巻きながら、

我々が作業しやすいように算段して下さっているのです。

正直、前回の第一回公演の衣装は、

全部自前で持ち寄ってやったので、

「衣装・・・残念」

との声もチラリホラリとありました。

そこに役者が凛と立っていれば、

どんなへんてこな衣装だっていいじゃないか！

と言い放っていましたが、

物は言いよう、ズボラって事なんですよね、私。。。バカバカ！

今回は んもう、すごいっす。

ミシンが3台。ガーッとミシンの音が響き渡ります。

皆様、ここは劇団か！？っていうくらい、

稽古と同じくらい、作業にも真剣に取り組んでくれます。

作業が翌日持越しになったのですが、

ふみさん「ごめんなさい！！申し訳ないです！！」

ふみさん、土下座。

全員「えー！！！！」

あ、謝らないで～！！！

ふみさんのお蔭で、本当本当素晴らしい衣装が

まもなく出来上がりそうなんです。

型紙から算段から何から何までおんぶにだっこなんですよ。

作業のスケジュールをちゃんと組まなかった私の責任なんです、本当。

本当男前・・・というよりも、『女前』なんです！！！！

そんな女前ふみさんの性格なので、お芝居も本当素敵なんです。

これ、見逃せませんよ、皆様！！

昨日は18時までの稽古だったので、

稽古後にスケジュール等の打ち合わせをしました。

・・・あれ？

気付けばビール飲んでる！！

いやいや気付くも何も、

店に入った途端「生４つ！」と頼んだんですけどね。

戯曲の話や役やそれぞれのシーンについてなど、

こうしたらもっと面白くなるんじゃないかと

次々アイデアなど話し合い、

その他もろもろ芝居の話をたっぷりしました！

「疲労困憊だけど、稽古は楽しい」と口ぐちに言ってくれて、

嬉しいなあという気持ちと、

いや、一番楽しんでるのは私だな。と思いました(笑)

まだまだ話足らず2件目へ行き、

まんまとヤスティこと安野さんは終電を逃してました。。。

大丈夫かなぁ・・・

今日は午前中から稽古です！

昨日は初めて通しをやりましたよ！

最高に心強いスタッフの方々を前に

荒くでも全部を通したこともなく、

その日に初めて稽古したシーンもあったので、

どこかはぐだぐだになってしまったり、

皆ガッチガチになるかな・・・と思ってましたが、

そこはさすが。

ケ・セラセラ(私の座右の銘)精神で

『なるようになれ！！』という意気込みと、

『とにかく通しを成功させたい！』

『面白くしたい！！』という強い意志が

良い緊張感と大胆さを生み、

こんな短期間しか稽古していない中での初めての通しとして、

最高のものだったと思います！

（あくまで『初』通しって事ですけどね）

大枠は出来たので、大胆さやテンションは保ちつつ、

今日からは細かく繊細な稽古に切り替えて、

じっくりとねっちりと(笑)やっていこうと思います。

通しが終わり、私が照明さんと打ち合わせしている最中、

稽古は取ったのにも関わらず、

男性陣は舞台関係、女性陣は衣装や小道具関係の会議を、

率先して全員熱心にやってくれていました。

私は1年近くこういう雰囲気の場にいなかったので、

「ああ、一つのものを全員で作っていくってやっぱりいいなあ」と

改めて思いました。

主宰がちゃらんぽらんな為、

私が転ばないよう、全員が手を差し伸べてくれて、

私はただよちよちと歩いている状態なのかもしれません。

本当に本当に恵まれてる現場です。

そして、今日の通しでこれなのだから、

本番は物凄い事になるんじゃないかしら！？と

思っております。

8月2日～5日、是非下北沢シアター７１１で、

その真実をお確かめ下さい！！！

あ、ちなみに今回の写真は

3、4日前くらいの稽古場の休憩時間です。

本当、写真撮り忘れるなぁ・・・

やっとこのブログに書き込みが出来ます！

というのも、ちゃんと戯曲が上がるまでは！！と思って、

結局今日、です。。。とほ。

（2月から書き始めたのに・・・）

直して、捨てて、直して、捨てて、泣きついて、やっぱり戻して直してと、

本当役者の皆さんには迷惑かけてます。。。

でも今回の座組みの皆さんも前回同様優しくて、

しかも役者として本当に面白くて、ワクワクします！

本当、人に恵まれてます、私。有難い。。。

書いている内に、勝手に戯曲の中で役者さんが喋り出して

それを書き留める・・・という事が幾度となくありました。

そして台本を渡して本読みをすると、

初見なのに、世界を分かってくれているというか、

面白い事を追及する姿勢みたいなものが美しく、

且つ、本を離れて、人物が生き生きと自立して動き出していくのが

はっきりと分かりました。

本番はもっと凄いことになること間違いなしです！！

本日は稽古後に、稽古場で皆で軽く乾杯しました！

久々に、こんなにビールって美味しいんだ！と思いました。

明日から本格的にガーッと始まります。

夏本番。徹底的にあっつい燃えるような芝居の始まりです！！

乞うご期待！！！

もう3日前になりますが、

ヤン・シュヴァンクマイエル監督の

『サヴァイヴィング・ライフ ‐夢は第二の人生‐』を観てきました。

前回観た『悦楽共犯者』みたいに、

キッチュでナンセンスでニヤリとして、

でも、嗚呼、頑張ろうって思えるのかと思ったら、

観終わったら悲しくなってしまうものでした。

冒頭で、ヤン氏自ら出演し、

「予算がないからほぼアニメにした」だの

「キャストのギャラを大幅に削った」だの

「コメディなのに今編集中だが笑えるところが一か所もない」だの

「時間稼ぎに出演してみたが、いま2分半しか喋ってない」という、

楽屋オチに似た言い訳を始めるのは、

何だか正直者さと皮肉屋加減がにじみ出ていて、

私、嫌いじゃない、この手の内をバラす感じと思っておりました。

でも観終わって。このプロローグに納得してしまった。

あまりに真摯に真面目に悲しくて。

ああいう始まりにするしか監督の気持ちの行き場がなかったのかな。なんて

ちょっとこの衝動というか昂ぶりを抑えるためにああいう事したのかな。なんて

大変好意的な見方をしてしまいました。

あるおじさんの夢の中に女の人が出てきて、

「ミラネ？(ミラン？）」と呼ばれる。

自分とは違う名前だが、心惹かれ彼女の家に行く。

そこで目覚まし時計。現実に引き戻される。

でもまた彼女に会いたい、会いたい、会いたい。

本屋で夢についての本を探したり、

精神科医にカウンセリングに行ったり。

どうにかして彼女に会いたい。

彼はとうとう会社もやめて、

夢を見るためだけのアトリエを借り、

誰にも邪魔されることなく、

彼女の夢を見る事に成功するのだが。。。

もうね。

真面目。

悲しい。

ナナメから見れないの。

ストレート。

誰もが抱えているかもしれない、

無意識の心の黒い点みたいなシミが、

じんわりじんわり表に広がってくるという印象。

おじさんの気持ちも切ないけれど、

奥さんの気持ちも切なくてね。

観る人が観たら悲しくはないのかもしれないけれど、

私には『良かったんだけど、良くなかったのかも』っていう、

『良くなかったのかもしれないけど、良かったのかも』っていう、

何ともいえない気持ちになって。

でもやっぱり現実を真っ向から生きていこうって事なんだろうな。

観終わったあと、一人で観に行ったので、感想を言い合う人もおらず、

この気持ちの持って行き場がない状態で。

おおっぴらに「わー！」と雄叫びをあげるというよりか、

「んー！んー！」と口を閉じたまま叫びたいという状態で。

そのままスーパーに入り、

お魚を買うだけが、

気付けば6000円位買い物していて。

びっくりしました。

今、戯曲を書いています。

音楽が重要でして。

孤独な作業だったりするのですが。

コーヒーと音楽は私の支えの一つです。

今は　BEAUTIFUL CHALLENGERS　という、

全日本女子プロレスのテーマ曲を

何度も何度も繰り返して聞いてます。

闘志が沸いてくるのと、

心が躍るというか、楽しくなってきます。

知らずに踊りだしていたりします。

踊ってるヒマあったら書け。って話です。

谷口幸穂

本日下高井戸のレイトショーで

ヤン・シュヴァンクマイエルの
「 悦楽共犯者 」を見た。

ヤン・シュヴァンクマイエル 悦楽共犯者 [DVD] (2005/02/23) 商品詳細を見る

ヤン・シュヴァンクマイエル という人は
次の戯曲に書こうと色々調べていたら名前がやたら出てくるので
大変気になっていた人物。

この作品は、『フェティシズム』という事に真っ向から挑んでいる。

現実に『フェティシズム』に没頭している誰かの姿を
生で目撃してしまったらドン引くんだろうけど、
彼ら(彼女ら）は人目をはばかり、
こっそり、ひっそり、どっぷりと自分の世界を満たしていく。

でも、それはもう生き死にをかけるくらい、
命がけってなくらい、
自分の世界作りに没頭していく姿は
『キモい』 って言葉だけで片付けられないくらい
愛おしくて、人間臭く、そして切ない。
滑稽で悲しくて可笑しい。

決しておススメ！って感じの映画ではないけれど、
軽くオエッって思っちゃったシーンもあったけど、
ギリギリの際の所で品が保たれていて私は好きでした。

この監督はものすごく純粋で
潔癖な性格なのかもしれないなぁと思った。
生きる事は汚いからこそ美しい。

ただただ世間の人が「常識的に」「一般的に」考える、
≪キレい≫な物や思考、嗜好に囲まれて生きていくのは
簡単なようだけれど、理性という殻に守られていて、
それは人間の『本能』にちょっと反発しているというか、
人間としてある姿から少し歪んでいるのかもしれない。

食欲・性欲といった『欲』『本能』に正直な事が
ものすごくグロテスクだったりシュールだったりするのだけれど、
本来の人間の姿であり、まじりっけゼロのピュアな人間の姿なんじゃない？
そして、皆も人目をはばかりながらこっそり、ひっそり、どっぷり
自分の世界に没頭しているんじゃないの？？
ま、おおっぴらに言わなくても良いけどね。
暗黙の了解の中の『暗』にほんの少しだけ光を当ててみたけど。
どう？
命をかけるくらい、自分の世界を満たすために何かやってるの？
どう？

って言われているような気がして、
＜自分の世界作り＞ってことに何だか、もっと真摯にピュアに
向かっていきたいなって思えた。

谷口幸穂  

ホームページリニューアルしました！

活動自体3年間全くなかったので 

そのまま3年放置していたのですが。。。

リニューアルついでに 

今更 facebook やら twitter も

登録してみたりしました。

PCはそんなに弱い方じゃないけれど、

よく機能とか分かっていません。

何とか早く覚えて、

今年8月の本番に向けて、

ちょこちょこ色々と日々の事などを

書き綴っていきたいと思います。

お楽しみに！

谷口幸穂